『The Luncheon』by Somerset Maugham ④

そして質問が飲み物にうつった。

「私昼食には何も飲まないの」と彼女は言った。

「私も飲まない」と自分もすぐに答えを返した。

「白ワインを除いてわね」と彼女は続けて言った、私が何も言わなかったかのように。「フランスの白ワインは、とても軽いのよ消化にとても良いのよ」

「何が良い?」私は愛想よく、だがそれほど感情を込めずに、訊ねたのだ。

彼女は明るく「友好的な」白い歯を光らせて、笑顔を向けてきた。

「私の医者は、シャンパン以外は飲ませてくれないのよ」

ちょっとばかし、私の顔は青ざめてしまったと思う。私はハーフボトルを注文した。

私の医者はシャンパンを飲むことを、絶対的に禁止しているということを、さりげなく触れたのだった。

「なら、あなたは何を飲むの?」
「水だよ」

彼女はキャビアを食べ、サーモンを食べた。彼女は陽気に、音楽と、文学と、芸術について話した。

しかし私は勘定がどのくらいに達するかが心配であった。

私の羊の骨つき肉が運ばれてくると、彼女は真剣に私を咎めたのであった。

「昼食に重いものを食べる習慣があなたにはあるようね。それは間違いよ。私の例に習って、一品だけ食べたらどうかしら?そうすれば、きっと気分が良くなるわよ」

「私は、一品だけを食べるんだよ」ウェイターがまたメニューを持ってくるときに、言ったのだ。