『The Last Leaf』by O.Henry (13)

その日の午後、スーはジョーンジーが横たわっているベッドのところに来た。ジョーンジーは、とても青く全然実用的ではないウールのショルダースカーフを満足気に編んでいた。スーはジョーンジーに腕を回して、枕も何もかも抱きかかえた。

「ちょっと話したい事があるのよ、白鼠ちゃん」スーが言った。
「今日ベアマンさんが病院で肺炎のためにお亡くなりになったのよ。病気はたった二日だけだったわ。病気にかかった一日目の朝、下の自分の部屋で、痛みのために動けなくなっている状態のベアマンさんを管理人さんが見つけたそうよ。ベアマンさんの靴も服もぐっしょりと濡れていて、氷みたいに冷たかったそうよ。あんなひどい晩に一体全体どこに行っていたのか、みんな想像もできなかったそうよ。そうしたら、ランタンがあって、まだ灯りがついていたのよ、それからハシゴを見つけて、元あった場所から引き摺り出されていたの。さらにそれから、散らばっていた筆もあったの。そして緑と黄色の絵の具が混ぜられたパレットもあったわ。ーーねえ窓の外を見てご覧なさいよ。あの壁のところに、最後の一枚のツタの葉があるでしょう。どうして、あの葉は風が吹いてもひらひら動かないのか、不思議に思わなかった?あぁジョーンジー、あれはベアマンさんの傑作なのよ、ベアマンさんは、あそこにあのツタの葉を描いたのよ。最後の一葉が散ったあの夜に。」