Katherie Mansfield キャサリン・マンスフィールド 
『The Little Girl』
第11回(5)

【まとめ】
・父のお仕置き。
・泣いて「吃る」キザイヤ 


【日本語訳】
 「キザイヤ、寝室のテーブルの上に書類があったのを見なかったかしら(見たんじゃないかと思うのよ)?」
 「ええ見たわ」彼女は言いました。「サプライズのプレゼントを作るために破いたのよ」
 「まぁ!」母は叫んだ。「ダイニングルームまで今すぐいらっしゃい!」

 キザイヤは引きづられるようにして父親が行ったり来たりしているところに連れて行かれた、父親は手を後ろに組んでいた。
 「どうした?」と彼が厳しい口調で言った。
 母親が説明した。

 父親は歩くのをやめて、そして呆れ返ったような様子で、娘を見つめた。
 「お前がやったのか?」
 「いい、いいえ」彼女は小声で答えた。
 「母さん、子供部屋に行ってその忌々しいものを持って来なさい。それから、この子はすぐにベッドに入れるんだよ!」
 泣きすぎてしまって、説明もできずに、女の子は薄暗い部屋で横になり、夕陽がベネチアンブラインドを通して差し込み、床に悲しげな小さな模様を描くのを見ていた。

 そうして父親が部屋に入って来た、手に定規を持って。
 「お仕置きだよ!」と父は言った。
 「いやよ、いやよ!」と女の子は叫んで、それから夜具・寝具の下に縮こまった。
 父親は夜具を引き剥がした。
 「居直りなさい!」父は命令し、「手を出しなさい。お前には、これを最後に、自分のものでないものには手を触れてはいけないと分からせてやる」
 「これは、お父様の、たた誕生日のための…」
 女の子の、小さな、桃色の手のひらに、定規が振り下ろされた。


【重要表現】
2:He stopped and stared in a stupefied manner at the child.
stare at で〜をじっと見つめる。そこに in ~が挿入されている。
stupefyは他)驚愕する。過去分詞になって+manner「驚くべき態度」
inが[環境・状態・状況・条件]の前置詞となって
「呆れ返ったような様子で、子供を見つめた」となる。

16:once and for all この1回限りで、これを最後にきっぱりと(やめる)