2017/08/16
朝。自然と5時くらいに目覚めた。日中体力使い切ると、良い眠りが待っている。朝から馬のごとく飯を食っても、歩いて駅まで行って電車に揺られていると、不思議と眠気はない。
…優しさ。博愛。
ゲーム理論。情報集合における最適反応を探す。授業後半、ツリーの構造が複雑になり、意味がわからなくなる。
それはさておき、こんなに学問としてつまらなくするものなのだろうか?問題は面白そうなのだけど。
なんとなく思ったのは、数学だ。今、高校数学をやっても、つまらなくて、問題を解く気がしないだろう。一つずつの積み重ねが数学だが、やる気と言うのは、目的があれば湧き出るものでもあるし、かつての自分のようにそれくらいしかやることが無いから、無心になって熱中しているという可能性もある。他人からすればフロー状態かも知れないが、はてさて。それで結構な結果と、時間が失われる。人生難しい。やっぱり、やると決めたことのほうが、後々も良いものが残る気がする。

2017/08/16
文学。ついに対決のとき。
これは一部始終を思い出せるだけ書いてみたい、
自『先生。あの…そもそもこの講義は、アリストテレスの詩学で主張されていたような、悲劇における恐れや哀れみといったものを感じるカタルシス的鑑賞から、主体性があって他人事ではないといった鑑賞方法にメンケやレーマンが着目したという事だったと思いますが…』
先『いや…』
自『結局のところ悲劇は悲劇のままで、アリストテレスの鑑賞にぐるっと回って戻ってしまっているような?』
『それは、うん、質問のレイヤーが異なっていますね。』
『なんというか、アリストテレスからヘーゲルに至る哲学を批判したいということが、メンケやレーマンだとのことだったんですが、そのモダニズム批判をするための悲劇論になっている気がするのですが。』
『うん、質問のレイヤーが違うんですよ』
『なんというか、ポストモダンの話…』
『私はポストモダンの話はしてませんよ?モダニズムの話はしましたが、』
『えっ?』
『確かにヘーゲルの批判はしましたが、私ポストモダ二ズムの見方自体に懐疑的ですし、そんなこと言っていません。私言いましたか?』
『んモダニズムとわ言ってましたぁ』
『そうですよね?モダニズムとは言いましたが、ポストモダンとは言ってませんよ』
『アリストテレスの詩学には、価値がないのですか?』
『うんうん、それは、イエスです。最新の研究では、そうなんです。はい。』
『なんというか、この講義の中で、作品を読みたいと思う人がいるのか?と疑問に思うのですが?』
『それは、そういう感想をお持ちになるのは結構ですが。』
親父『うゔん』
『先程から先生が、例えば自民党のことなどお話になられていて、そこまで現実に結びつけて論じる必要はあるのだろうかと…』

『ちょっと待ってください、私、自民党なんて一言も言ってませんよ。そういった発言は、私達大変気をつけていっているんですから、その辺ご理解いただきたい。それに、もともと我々近代人は権力を監視するのが役目なんです。そうでしょう?それに、演劇ったって、上演しなきゃ意味ないですよね?でしょう?だったら、現実とどう結びつけるかというのは、考えることですよ』
『はい、わかりますが、先生は、前川さんがハムレットだとか仰られていますし、お友達内閣がどうとか、封建社会に戻っているとか、意味がわかりません。それに大学教授がいきなりグローバリゼーションを批判して、人口が減少したら需要がシュリンクして必然的にgdpは減少していくとおっしゃっていますが、じゃぁ共産主義になれと?。それにね、あなた、上演しなきゃ意味ないって、そもそも書いてもない人だし、書いたとしても、人っ子一人はいらないでしょうに。まぁさきほどの三田文学の「お友達教授」だったら来てくれるでしょうけど。』

『ちょっと聞きなさい私の話を!』